RM、ENHYPENらともコラボするファン・ソユン率いるSE SO NEONの魅力

2026年10月30日(金)、ビルボードライブ東京でライブを行うのは韓国のオルタナティブロックバンドSE SO NEON(読み:セソニョン)だ。〈SUMMER SONIC〉や坂本龍一のトリビュートライブへの出演、Awichをゲストに招いた自主企画の開催など、ここ日本でも精力的に活動しているSE SO NEONが、今回初めてビルボードライブ東京のステージに登場する。

2016年に結成されたSE SO NEONは、当初は3ピースバンドとしてスタートしたのち、2022年に2人体制へ移行したものの、2025年にはさらにメンバー1人が脱退。現在は唯一のオリジナルメンバーであるファン・ソユン(ボーカル/ギター)のソロプロジェクトとして活動している。そんなソユンはファッションブランドのモデルなどを務め、So!YoON!名義ではBTSのRM、SEVENTEENのホシとウジによるユニットHxW、さらにENHYPENといったK-POPアーティストたちとコラボするなど、韓国を代表するカルチャーアイコンとしても多方面で活躍している。

SE SO NEONといえば、時にサイケデリックで、時にソウルフルに展開する変幻自在のグルーヴと、たおやかさの中に芯の強さを感じるソユンの歌声が調和した音楽性が特徴的だ。今回はベースとドラムスをサポートに迎え、元来の3ピース構成でのアンサンブルを堪能することができる。ちなみにソユンは3人でのパフォーマンスについて、「トリオというのはハーモニーを生み出す最小単位の構成であり、それらがもっとも良い形で集約される形態」と述べている。

SE SO NEONの楽曲は心地よさだけではなく、ロックバンドのダイナミズムを感じるナンバーも多い。2020年リリースの2nd EP『Nonadaptation』のラストを飾る“Dong”と“E”などは複雑なリズムでありながらキレのある演奏を聴かせ、NYで制作された1stアルバム『NOW』(2025年)の表題曲や“3 Revolution”では分厚いローファイなサウンドと音像で聴き手の感情を否応なしに昂らせる。こうした楽曲がビルボードライブではどんなアレンジで披露されるのか。きっと新鮮な聴き心地をもたらすはずだ。

 

ビルボードライブと縁の深いTOWA TEIともコラボ

また、今年8月には日本とも関連の深いリリースがあった。『NOW』に収録された“Remember!”が、TOWA TEIによるリミックスで新たに生まれ変わったのだ。ソユンの才能を早くから認めていた坂本龍一の死をきっかけに作られたという原曲を、こちらも坂本と親交の深かったTOWA TEIがビートを強調したダンサブルなサウンドへと再構築した。

ソユンいわく、原曲は「聴いていると思わず笑みがこぼれるような、気分が良くなる曲を作りたかった」そうだが、そのモードを汲み取った煌びやかで小気味よいリアレンジである。なお、TOWA TEIはビルボードライブのテーマ曲“THE BILLBOARD”も手がけており、会場との縁も感じるリミックスだ。

ソユンは韓国のアーティストでありながら、一時期はイギリスに滞在したり、現在はロサンゼルスを拠点に活動したりと、様々なフィールドでフットワーク軽く多彩な表現を追求している。TOWA TEIだけでなくKIRINJIなどともコラボしていて、こうした場や人を問わない軽やかな越境性が、ソユン、そしてSE SO NEONの強みと言えるだろう。

ビルボードライブ東京という初めての舞台においても、SE SO NEONのポテンシャルは存分に発揮されるに違いない。浸らせながらも昂らせる。染みわたらせながらも躍らせる。そんな豊潤で多層的なライブパフォーマンスを堪能できるはずだ。

 


参考記事
<インタビュー>LAを拠点に活動するSE SO NEON、来日公演を前に明かす最新モード https://www.billboard-japan.com/special/detail/5449
SE SO NEONが語る現在地──韓国を離れた「いま」の自分、坂本龍一やKIRINJIからの学び https://rollingstonejapan.com/articles/detail/43777

 


LIVE INFORMATION
SE SO NEON

2026年10月30日(金)ビルボードライブ東京
1stステージ
開場/開演:16:30/17:30
2ndステージ
開場/開演:19:30/20:30
https://www.billboard-live.com/tokyo/show?event_id=ev-21584

■チケット料金 ※別途ドリンク代要
DXシート DUO:24,000円(ペア販売)
DUOシート:22,900円(ペア販売)
DXシート カウンター:12,000円
S指定席:10,900円
R指定席:9,800円
カジュアルシート:9,300円(1ドリンク付)

※本公演はClub BBL会員、および一般販売をWEB受付のみ実施いたします
※法人会員は電話にてご予約承ります

■メンバー
ファン・ソユン(ボーカル/ギター)
パク・ジェシン(ベース)
キム・ヒョンジュン(ドラムス)