2014年に現体制となった5人組による初の全国流通盤。キュートながらもどこか影を感じさせる紅一点のヴォーカル、チャムの存在感や、不穏なアルペジオから一気に4つ打ちで弾ける“されど奇術師は賽を振る”、カッティング・ギターが心地良い“Lapis”など、いわゆる〈踊れるロック〉の系譜を汲んだ楽曲群はライヴハウス・シーンを席巻しそう。加えて、その枠組を飛び出しそうなポピュラリティーもあって、今後に期待!