冒頭曲“Rigin' In My Head”からガツン!とやられた。サザン・ロックの旨味を凝縮した泥臭い歌声とリフがたまらない。ケンタッキー発の4人組による7枚目のアルバムは楽曲に一段と磨きをかけ、腰の据わったハートフルな演奏が時に熱く、時に切なく語りかけてくる好盤。ストリングスを用いた“If My Heart Had Wings”もいいけれど、抜群のキャッチーさを誇るラスト曲“Keep On Keepin' On”は名曲だ。