プラネット・ミューがまたもや新人を発掘……といっても、こちらはインダストリアルなテクノ・サウンドが炸裂する2019年のセルフ・タイトル作が好事家の間で話題になったジャイアント・スワンのメンバーであるハリー・ライトのソロ・ユニット。緊張感が張り詰めるなか、“Waiting In The Car”で不穏に幕を開けるや、とめどなく狂気が溢れ出す問題作だ。