オーストリアを代表するプロデューサーによる6年ぶり3作目。本国では映画やCM、ドキュメンタリーの音楽制作をしているようで、ゆったりと時間が流れる“Mandarin Sparrow Song”をはじめ、架空のSF映画のサウンドトラックを思わせるような、どこか郷愁を感じさせるダウンテンポ作品に仕上がっている。名門コンポストからのリリースが頷ける貫禄の内容。