ドイツのインダストリアル・ロック・バンドが最新作を発表。結成から40年経ったが、アグレッシヴかつ硬質なグルーヴは、相変わらずの魅力を放っている。EBM、ニュー・ビート、メタルといった多くの要素を飲み込んだミクスチャー・サウンドは瑞々しさが際立つ一方で、スキニー・パピーと比肩するざらついた音像はデビュー当初から深化を止めていない。