過去作がすべて全英1~2位を記録しているダブリンの人気バンドが、マーク・シーハンの死を越えて新体制で通算7作目を完成。長年の相棒を失ったフロントマンのダニー・オドナヒューが共作も含めて全曲を書き、軽妙なポップ・ファンクの“Both Ways”を筆頭にフォーク~トラッドやメランコリックなバラードを披露。歌の強さと幅広いアレンジという持ち味は見事に健在だ。