ストーナー・ロックともサイケ/ガレージとも言えるサウンドは、LAの砂漠を根城にしていそうだが、実はコロラド州ボールダー出身の3人組(紅一点のヴォーカル/ギター、ドラマー2名)による2作目。レーベル・オーナー兼プロデューサーであるダン・オーバックの相棒、パトリック・カーニーが曲作りに参加したという“Go Fly Away”のエレピも鳴るメロウなソウル・サウンドに加え、切迫したムードの中に閃かせる泣きメロの魅力がバンドの別の顔を印象づける。多くの人にとって、それは嬉しい驚きに違いない。メロドラマチックなバラード“Sweet Little Hearts”にも堂々と取り組んでいる。
ザ・ヴェルヴェターズ(The Velveteers)『A Million Knives』切迫したムードの中に閃かせる泣きメロも魅力、ブラック・キーズのメンバーも参加した2nd
