USメタルコア・バンドの7枚目のアルバムは、地を這うヘヴィネスと宙を舞うシンセが融合し、シネマティックな表現にも長けた意欲作だ。プログレッシヴなフレーズから光に溢れるポップ性まで取り込んだ楽曲の振れ幅も聴きどころ。神聖なコーラスを用いた“Inverno”、アンダーオースのスペンサー・チェンバレン(ヴォーカル)を迎えた“Activated”におけるサックスも効果的。