ダップ・キングスのサックス奏者によるスピリチュアル・ジャズ・シリーズの第3弾。ダップトーンのリズム隊がアフリカ〜中南米のポリリズムを鳴らすパーカッシヴな楽曲群と、主役のアルト・サックスが美しい旋律を奏でるメロウかつコズミックな楽曲群との半々で構成されており、なかでもファラオ・サンダースさながらの崇高さを感じさせる“Seeing”が白眉。