全国のタワーレコードの音楽好きな店長が今おすすめしたい1枚をピックアップし、店頭やオンラインで展開する企画〈マスターズチョイス〉。Mikikiでも選盤とコメントを月~金曜日に毎日紹介します。本日は、仙台パルコ店の木原鎌介さんがジョアン・ジルベルト『En México』を推薦。 *Mikiki編集部

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JOÃO GILBERTO 『En México』 Ojo De Mujer(2026)

 

70年メキシコ時代の録音作! 溢れる故郷ブラジルへの極上サウタージ!

金字塔「ゲッツ/ジルベルト」発表後に軍事政権下のブラジルに戻らず、メキシコに拠点を移した時期唯一の作品。アカプルコの海岸で一人佇むジャケット写真も俊逸で、オリジナル・メキシコ盤と同ジャケットでのリイシューも嬉しいところ。メキシコの作曲家アグスティン・ララによるボレロの極上ワルツアレンジ「Farolito」、ミニマルギターな「O Sapo」を筆頭に、個人的にはジョアン最高傑作と断言したい1枚。