『Ramona』に続きジョナサン・ウィルソンと組んだ、異形のシンガー・ソングライターによる個性的すぎる4作目。期待通りというべきか、さらにオーケストラルで演劇的、サイケデリックかつドラマティックな方向へ振り切っていて、剝き出しの歌声を核にストリングス、ブラス、コーラスなどを重ねながら荒々しくも荘厳な音世界を構築していく。呆気に取られること必至の怪作。