フル・アルバムとしては5年ぶりとなる新作が完成。ブロック・パーティのラッセル・リサックが参加した“Around the World”はビッグなコーラスを配したスケールの大きな一曲で、彼ららしいシューゲイズ・サウンドも聴こえるが、なんと言っても本作の一番の特徴は〈歌〉だろう。内省的な心理描写を繊細に綴った歌詞を聴かせるべく、ポップスとしての色合いを強めていて、その背景にはフィル・スペクターの存在が透けて見える。
フル・アルバムとしては5年ぶりとなる新作が完成。ブロック・パーティのラッセル・リサックが参加した“Around the World”はビッグなコーラスを配したスケールの大きな一曲で、彼ららしいシューゲイズ・サウンドも聴こえるが、なんと言っても本作の一番の特徴は〈歌〉だろう。内省的な心理描写を繊細に綴った歌詞を聴かせるべく、ポップスとしての色合いを強めていて、その背景にはフィル・スペクターの存在が透けて見える。