〈実験性と普遍性の融合〉をコンセプトに掲げる、新進気鋭のトラックメイカーが初のアルバムを発表。ダビーな打ち込みが煙たくアブストラクトな音像を残す“gizagiza running”、hicoの無垢な歌声が有機的な電子音の中を浮遊する“tomorrow never knows”など、夢と現実の間を彷徨うような幽玄のサウンドが繰り広げられる。美と不穏が交錯するファンタジーを描いた、まさに異形のエレクトロニック・ミュージック。