デヴィッド・ボウイやマーク・ボランを心の師と仰ぐポートランドの自作自演シンガーが、勝負の2作目をリリース。グラム・ロックから出発し、ブルースやソウルを掘り下げていく彼のサウンドにインディー・フォーク的な風合いも備わったのは、プロデュースを手掛けるクリス・ファンク(ディセンバリスツ)の影響が大きいのだろう。ハイトーン・ヴォイスをがむしゃらに響かせた歌はストラッツ好きにも刺さるはず。