レニー・クラヴィッツやロビー・ウィリアムズも賛辞を贈るイリノイ生まれの女性ロッカー。雨音から始まるこのニュー・アルバムでは派手に着飾ったり、無理に強がったりすることなく、簡素で落ち着いたアレンジの中でやや低めの歌声を響かせ、それがかえって彼女の持つ雄大さや芯の強さを際立たせる格好に。ピアノのみの伴奏で勝負に出た“Blood & Muscle”あたりは、アデルのファンにも刺さりそうだな。