2014年の活動再開から2枚目、通算7枚目となる本作は引き続きギター担当のリチャードによるセルフ・プロデュース。UK叙情派ブームを盛り上げたバンドの意地が窺えるドラマティックな美メロの洪水で、オープニング曲から大団円みたいな雰囲気だ。往時のライヴァルたちが音楽的な冒険を続けるなか、彼らは初志貫徹のスロウテンポな泣きのロックをひたすら鳴らす。その頑固さにまたしてもヤラレた!