福岡を拠点に2000年代からワールドワイドに作品を発信し続けてきたプロデューサー/DJによる待望のニュー・アルバムが、NYの名門バスタード・ジャズ発のワールドワイド・リリースを経て、ようやく日本にフィジカルで到着。ジャイルズ・ピーターソンやダニー・クリヴィットらシーンの重鎮たちがこぞって賛辞を寄せるほど、作品のクォリティーに定評のある彼だが、ソウルやジャズといったブラック・ミュージックのエッセンスをふんだんに吸収し、ハウス〜ブレイクビーツをクロスオーヴァーさせてアウトプットした音楽性は存分に洗練されており、ダンス・トラックとしての機能性はもちろん、リスニング・アルバムとしても秀逸。早くも2020年度を代表する一枚と断言してしまいます。