日本ではSEEDAやDJ RYOWとの共演で知られ、2011年の〈XXL Freshman〉にケンドリック・ラマーやマック・ミラーらと並んで選出される期待株でもあったブロンクス出身ラッパー。4月にCOVID-19感染による訃報が伝えられたばかりで、亡くなる前の3月に投下していたこのミックステープが図らずも遺作となってしまった。最近よく絡んでいた38スペッシュやクラス・マーダを迎え、往年の硬派なNYスタイルに路上感を纏った仕上がりだ。