コロンビア出身、ニューヨークで活躍する女性ピアニスト。アントニオ・サンチェスらが参加し、コンテンポラリー・ジャズに南米のフォルクローレを融合させたサウンドで鮮烈にデビューを飾った2014年の『Sotareno』に続く2作目となる本作。ルーベン・ブラデスをはじめ、様々なシンガーをフィーチャーした歌モノで、ストリングスも交えたドラマティックなサウンドによって、すべての人の経験や感情を、詩とともに表現しているという。キレのあるリズムと情感を豊かに表現する彼女のピアノが、優しくも力強いタッチで心に響いてくる。