アフロヘアが目を惹くNYブルックリン出身のソウル・レディーによる3年ぶりの新作。今回はドライヴ・バイ・トラッカーズ(DBT)のマット・パットンらの制作で、サザン・ロックやブルースを基調とした荒々しいファンク/ソウルをティナ・ターナーやメイシー・グレイを想起させるダーティーな声で歌っている。DBTもカヴァーしたエディ・ヒントンの“Everybody Needs Love”を含め、南部のダウンホームな感覚が息づく力作だ。