CANTUS(カントゥス)の太田美帆(ヴォーカル)に、小松陽子(ピアノ/ヴォーカル)、根本理恵(ヴァイオリン/コーラス)の3人が結成したユニット、adagio (アダージョ)。デビュー作となる今作は、J.S.バッハ、ヘンデル、フォーレといったクラシックの作品から、各メンバーのオリジナル作品が収録。ヴァイオリンとピアノとヴォーカルが三位一体となった美しいピアソラの“アヴェ・マリア”、J.S.バッハの名曲“ゴルトベルク変奏曲”はピアノでその旋律を紡ぎながら、ヴォカリーズで声を重ね幻想的な空間を作り出すなど、クラシック作品では独自のエッセンスを加えて静謐で純度の高い〈美しい歌〉を聴かせてくれる。