マーク・フェルドマン(Mark Feldman)『Sounding Point』オーネット・コールマンのカヴァーが胸を打つ珠玉のヴァイオリン・ソロ

2021.04.09

マーク・フェルドマンのヴァイオリン・ソロ。かつてはジョン・ゾーンのレーベルTzadikから、サイドマン、リーダーとして膨大な数のアルバムをリリースしていた。初のソロはそのTzadikの、『Music For Violin Alone』(95年)でその後、現在に至るまでソロはなかったようだ。この久しぶりのソロでは、即興音楽を聴いているより、ヴァイオリンの無伴奏を聴いている印象が先に立つ。時折、ダビングしているからなのかもしれない。共演者の不在がそれほど影響しているのだろうか。とても素直に音楽はセマティックに進む。オーネット・コールマンのカヴァーが素晴らしく胸を打つ。

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