DJコーツェ主宰のパンパを牽引する、アイルランドのトラックメイカーによる6年ぶり3作目。これまでのエレクトロニック路線に加え、ギターやメジャーなコードを用い、さらには過去にコーツェ作品で披露していた自身のヴォーカルも大幅に導入して、ポップ・テイスト満載。パンデミックの状況を逆手に取って新たなインスピレーションを作曲に注ぎ込んだ成果は、先行曲“Aye Aye Mi Mi”を筆頭に見事に結実している。