人気占い師〈ラブちゃん〉ことLove Me Doさんが、陰陽五行論に基づいた今月のおすすめMUSICをご紹介します。

PROFILE:Love Me Do
占い師、風水師、占星術師。〈当たり過ぎる占い師〉として話題。最新著書「絶望したあなたが幸せになる方法」(日本文芸社 )好評発売中!
Twitter▶@lovemedo_uranai
今月は己亥(つちのとい) 〈強い・弱い〉〈現実・空想〉相反する気持ちに揺れることも
2021年11月の干支は「己亥(つちのとのい)」。己(つちのと)は土・大地を表し、大地=四角として捉えると、平安京の碁盤の目のような規則正しい形、くっきり、真面目、大人、お金、貯蓄、細かい、緻密さなど、現実と向き合いながら物事をしっかり積み上げていくというキーワードがあります。
一方で亥(い)は水を表し、上流からか下流へ流れる=情報の伝達という捉え方や、自由、イメージ、空想、模倣、情に流されるといったキーワードも。水は容器の形によって四角にも丸くもなることから、それを人間に例えて、交友関係や環境次第で良くも悪くもなる「水は方円の器に随う」ということわざもありますね。〈しっかりしてそうに見えて実は弱い〉〈現実と空想の闘い〉……己亥(つちのとのい)からはそんな様子が見えます。
ひろ~い〈大地と海〉がテーマでもあります!
〈大地(己)の下に水(亥)がある〉ことから、田んぼ、井戸、大陸といったキーワードもあり、己亥(つちのとのい)のもうひとつの大きなテーマは、大地と海!
今月のオススメ楽曲!
YUKI “My lovely ghost”
2021年4月28日リリースのアルバム『Terminal』にも収録されているシングル曲。MVではゴースト現象がコミカルに描かれ、その映像や、瞑想、夢見る、泡の中、お化けなどが含まれた歌詞から、現実的ではない空想や夢の部分が楽曲全体に表現されています。また、歌詞に〈蠍座〉のフレーズがあるので11月に聴きたいおすすめ楽曲に選びました。
怒髪天 “オトナノススメ”
2009年11月にリリースされた怒髪天のシングル曲。2019年10月には35周年記念盤『怒髪天』に、たくさんのミュージシャンが参加したトリビュート版“オトナノススメ~35th 愛されSP~”が収録されています。“オトナノススメ”は、〈大人になりたくねェ!〉と言いつつ〈オトナはサイコー!〉と歌われる、〈大人でも青春できる!〉と表現されたパーティーチューン。まだ自由でいたいと伝わってくる歌詞が、亥(い)の持つ水のイメージを表しています。その一方で、大人は最高だよとも歌っているので、己亥(つちのとのい)の相反する部分も歌詞から見えます。
TUBE “GOD'S BREATH”
2020年7月8日リリースのアルバム『日本の夏からこんにちは』に収録されている“GOD'S BREATH”は、海洋冒険家・プロセーラーである白石康次郎さんの応援ソング。己亥(つちのとのい)は大陸、大地、海がテーマでもあるので、そのテーマが感じられる楽曲になっています。〈七つの海を超えて〉〈伝説のこの海で〉などの歌詞や疾走感あるメロディーに勇気をもらえます。
ReoNa “forget-me-not”
2019年2月6日にリリースされたReoNaさんのセカンドシングル。テレビアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」の第2クールエンディングテーマでした。〈倒れて土に還るとき せめて小さな花がほら 咲きますように〉の歌詞が、己(つちのと)の土や大地の力強いイメージに繋がります。また、己亥(つちのとのい)が持つ現実とイメージの世界が、仮想現実の世界や近未来を描いた「ソードアート・オンライン」にもリンクしています。アニメ作品の世界観と己亥(つちのとのい)がマッチしていることも選曲した理由のひとつです。
LiSA “No More Time Machine”
2014年にリリースされたこの楽曲は、TVアニメ「ソードアート・オンラインII〈キャリバー〉編」のエンディングテーマ。〈行くこともない 世界旅行の 計画を練って 語ったり 思い起こせば 僕らは約束をひとつもしてないね〉の歌詞が、海を越えて行きたい気持ちはあるけど現実には実現せず日常を過ごしている……ということを表しています。ここが、己亥(つちのとのい)の持つ、己(つち)と亥(い)の相反する部分だと思います。公開中の「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」の主題歌“往け”もLiSAさんが担当しているので、映画を見ながらLiSAさんの歌声と、「ソードアート・オンライン」シリーズで使われていた過去の楽曲たちにも注目してみてください。
茅原実里 “みちしるべ”
2018年1月31日にリリースされた“みちしるべ”は、TVアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のエンディング主題歌として起用されていました。〈泡沫の夢から覚め〉が現実を表し、さらに、〈孤独が“ひとり”と知った〉から、人生は孤独だけど生きていかないといけない=現実を歌っています。一方で、〈授けられた翼を 羽ばたかせて 飛ぶことをやめないと約束しよう ひとりじゃない〉の歌詞からは、一人では生きてはいけないもの、その中で幸せを感じ取ろうという、前向きな捉え方ができます。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の世界観と楽曲がとても合っている素敵な曲なので聴いてみてください。
日向坂46 “ってか”
2021年10月27日にリリースされた、日向坂46の6枚目のシングル。アップテンポなメロディーと、MVではメンバーが力強いダンスを披露しているパワフルな楽曲ですが、ここで歌われている歌詞は、〈ってか どこが好きなの?〉〈もっと内面を見てほしい〉〈広い世界で私を選んだ理由 どうしてなのか不思議に思う〉〈もっと私を知ってくれなきゃ〉〈ってか付き合えない〉など、わりと恋愛のぐだぐだした感じが見える歌詞だな、と私自身はそう思いました。表面上はしっかりしているように見えてぐだぐだしている感じが、ツンデレ感と言いますか、己亥(つちのとのい)の持つ相反する部分に共通するのではないでしょうか?
マティスヤフ(Matisyahu) “One Day”
レゲエアーティスト・マティスヤフの楽曲。冒頭の〈Sometimes I lay under the moon〉は〈月の下にいる〉〈月の下に横たわって〉というような和訳になりますが、月の下を大地と表現したときに、己(つちのと)は土や大地を表しているので11月の干支を表現していると思いました。“One Day”は、平和や祈りを歌った楽曲です。己(つちのと)には現実と向き合いながら物事をしっかり積み上げていくというキーワードもあるので、日々の生活や日常、人生が豊かに平和になりますようにという思いを込めて選曲しました。
エア・サプライ(Air Supply)“All Out Of Love”
1980年にリリースされたエア・サプライのシングル曲。タイトルの“All Out Of Love”は〈全ての愛を失う〉というような和訳になります。大切な人を失った切ない楽曲で、そのときの気持ちは、己(つちのと)土が亥(い)の持つ水と混ざって、失恋によって自分がどろどろしているイメージになります。人は何かを失っても強く生きていかなければいけないのですが、無理に前を向こうとせず、失恋によって心が湿っている状況のなか、“All Out Of Love”のような楽曲を聴いてドン底まで落ちることも、ときには必要です。