トム・デロング(元ブリンク182)率いる4人組による6枚目のアルバム。7年ぶりだからって、まだやってたの?なんて言うなかれ。ここには相棒ギタリストのデヴィッド・ケネディ復帰、新ベーシストのマット・ルバノ(元テイキング・バック・サンデイ)加入、レーベル移籍という状況が連想させる再出発に相応しい勢いがある。彼らのスペース・ロックはパンク/エモ通過後の大人のロックの趣。アンセミックな曲はキラーズのファンにも薦めてみたい。