世界各地の土着的なサウンドを自分たちのアイデンティティーでもあるアナトリアン・ロックやダンス・ミュージックをベースにした独自の解釈でまとめ上げる3人組バンド、アイランドマンの3作目。インドのタブラとチベットのフルートが出会い、その先には砂漠のブルースが続き、さらには南米アルゼンチンのZZKを中心としたエレクトリック・フォルクローレとリンクする“Amarnos Ahora”が続く。まさに越境サウンドな一枚である。