90年代に活躍したシルヴァーチェアーのフロントマンによるソロ2作目。すでに全豪1位を獲得しているが、ペキン・ダックを迎えたベース・チューン“Cocaine Killa”やニューウェイヴ調の“D4NGRSBOY”などエレクトロニック寄りの攻めた曲が目立つ。一方ではバンド時代にも共演したヴァン・ダイク・パークスとの美しいコラボ“Emergency Calls Only”などもあり、自身のレーベル第1弾に相応しい気ままさが奏功した一枚と言えそうだ。