マドンナやブラーを手掛けた名プロデューサーの8年ぶりとなるスタジオ・アルバム。ポリー・スキャッターグッドを迎えた“Colours Colliding”や先行曲“Bank Of Wildflowers”など、瑞々しいインスピレーションをそのまま投影したかのような透き通ったサウンドは、ここ数年の精神的なスランプを乗り越えた彼自身を物語っているかのよう。ヴェテラン音職人ならではの作り込まれたポップスが堪能できる。