ヴィジュアル・アーティストとしての顔も持つドイツ系ブラジル人のグロリア・デ・オリヴェイラと、デヴィッド・リンチとの共演でも知られる音楽家ディーン・ハーレイによるコラボ作品。柔らかで透明感のあるグロリアのヴォーカルを幽玄かつ無機質なシンセで包み込んだ音楽性はニューエイジ・ポップにも通じる彼ら独自のもの。コクトー・ツインズなど4ADの名作群を彷彿させる耽美的な雰囲気も魅力的だ。