Vinny Blackberry & audiot909がシングル“WillyNilly”を本日1月6日にリリースした。
東京出身で正体不明のラッパー、Vinny Blackberry。彼が、audiot909をプロデューサーに迎えて、渾身のデビューシングル“WillyNilly”を送り出した。
audiot909は、ジャパニーズアマピアノ※のパイオニアにして第一人者として知られるDJ/ビートメイカー。2022年にリリースした、あっこゴリラをフィーチャーしたシングル“RAT-TAT-TAT”が話題になった。
“WillyNilly”は、audiot909の打ち出すログドラムの強固なグルーヴと、Vinny Blackberryの紡ぐ等身大でありながらも力強いリリックがジャパニーズアマピアノの最前線を示す、2人の共作曲だ。日本語ラップでありつつもグライムのエッセンスが感じられるフロウと、それに呼応するかのようにアマピアノの常識に囚われない大胆なアレンジが加えられたトラックは必聴だ。
日本の/日本語のアマピアノの可能性を拡張する“WillyNilly”。ぜひチェックしてほしい。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2023年1月6日
配信リンク:https://linkco.re/GUvPu8Se
TRACKLIST
1. WillyNilly
Tracks: audiot909
Lyrics: Vinny Blackberry
Mixing: audiot909
Mastering: So Kobayashi
Artwork: Vinny Blackberry
Recording: SPRA (OctBaSS)
PROFILE: audiot909
元々ハウスDJだったが、2020年の正月に南アフリカ発のダンスミュージック、アマピアノに出会ったことにより、以前から行っていたトラックメイキングを本格的に再開。日本人によるアマピアノの制作は可能か否かの命題に真っ向から取り組み、2020年12月にリリースした『This is Japanese Amapiano EP』(USI KUVO)は、タイトルどおり日本人で初めてEP単位でリリースされたアマピアノ作品となり話題になる。2022年にリリースしたラッパーのあっこゴリラをフィーチャーしたシングル“RAT-TAT-TAT”は、Spotifyの公式プレイリスト〈+81 Connect〉〈Tokyo Rising〉〈Electropolis〉といった複数のプレイリストに組み込まれるなど、自主リリースながらも異例のヒットを飛ばす。並行して執筆や対談、現地のプロデューサーへのインタビュー、J-WAVE「SONAR MUSIC」へのラジオ出演など、さまざまなメディアにてアマピアノの魅力を発信しつづけている。