UKはオックスフォード出身のシンガー・ソングライターによる約3年ぶりの新作。内省的な魅力が味わえた初作の内容を継続しつつ、今作は80年代風のシンセを多用したポップなアレンジも目立ち、新味を感じさせる。そしてやはり注目は彼のヴォーカルで、アル・グリーンやマーヴィン・ゲイに影響を受けたという歌声はパワフルで美しく、いかにもブルーアイド・ソウル的。伸びやかさが増しており、成長が感じ取れます。