オーケストラとレコーディングしながら、作品全体の印象はソウル風味もある70年代シンガー・ソングライターの趣。王道も歌い手次第でこんなにも聴き応えあるものになるのかと思わずため息。いつまでも聴いていられそうだ。話題のランカムのカヴァー“Hunting The Wren”やケルティック・フォーク・グループ、ルナサの参加が物語る彼女なりのアイリッシュアプローチも興味深い。