エスペランサのセッションメンバーとして『Esperanza』『Chamber Music Society』『Radio Music Society』の3作品に参加したアルゼンチン出身のピアニストによるピアノ・トリオ作品。冒頭の“Qom”での緊張感溢れるピアノからグッと引き込まれる。実力者たちによるアグレッシヴなインタープレイが堪能出来るが、中でも確かなテクニックに裏打ちされたレオ・ジェノヴェスのピアノが圧巻。流れるようなタッチで美麗なメロディーを奏でつつも超絶技巧を盛り込んだソロ・プレイに圧倒されます。
レオ・ジェノヴェス、デミアン・カボー&マルコス・カヴァレイロ(Leo Genovese, Demian Cabaud & Marcos Cavaleiro)『Estrellero』超絶技巧も盛り込んだピアノトリオの新作
ジャンル
ジャズ