キティ・デイジー&ルイスなどと並べて聴きたいナイスな編集盤がダップトーンのロック部門=ウィックから登場。60年代前半にオハイオで活動して数枚のシングルを残したローカル・コンボの音源集で、バディ・ホリー“Maybe Baby”やデイヴ・クラーク・ファイヴ“Glad All Over”などのカヴァーを中心に、ティーンエイジの輝きに満ちた“Please Say”(64年)などのオリジナルも聴かせる。ヴェンチャーズ風の“Exhibit A”や穏やかな“Daydream”のようなインストもふんだんで、言葉通りのガレージ・ロックが満載だ。エルヴィス以降~ビートルズ上陸前後のピュアなロックンロール観を伝える好盤。