ベルリンを根城にダブ・テクノを響かせ続けるヴェテラン・アクトによる5年ぶりのアルバム。お馴染みのヘヴィーなキックとディープなディレイ処理に加え、空間を活かしたストラクチャーのそこかしこに様々な仕掛けを施し、かつてないほどパワフルでダンサブルな印象だ。アルバム終盤にかけてよりトランシーに展開していく様子は次なる形態をも予感させる。