ロンドン拠点の2人組シティフォールと共作・プロデュースしたUKシンガー・ソングライターの6作目。インタールードを挿んだ映画のサントラのような構成で、ピアノやアコギ、弦楽器などをバックに、胸の内を打ち明けるかのように丁寧に歌われる。“The End”には故テイラー・ホーキンスを回想した歌詞も。あえて控えめな音像が内省的で、ジワリと沁み入る。