プロデューサーとして、現代のアメリカーナを支えるT・ボーン・バーネットが今一度、シンガー・ソングライター/ギタリストとしてアメリカーナに取り組む。フォークから、ラグタイム、カントリー、ウェスタン・スウィング、ブルース、ハワイアンまでという多彩な全12曲が夢幻的な世界観の中で物語るのはバーネットの圧倒的な存在感。もちろん、ロザンナ・キャッシュ、ルシアス、ワイズ・ブラッド、そしてローリング・サンダー・レビューの盟友、スティーヴン・ソールズら、ゲストによるハーモニーも聴きどころ。本作を機にプロデューサーとしての説得力がさらに増すことは間違いない。