ロンドンを拠点にする22歳の奇才の初作。フュージョンのマナーにUK/USの現行ジャズの要素も取り入れて、そこにハイパーポップや2ステップなどのエレクトロニックなサウンドもまぶした、スイス出身のアコーディオン奏者……と、トピックが盛り盛りだが、この字面の通りの音楽だから仕方ないし、その全要素が驚くほど自然に溶け合っている。ルイス・コールも参加。