意表を突くラップと重心の低いファンク・ビートを据えてディアンジェロのネオ・ソウルも感じさせる“Saisei”から新鮮味たっぷりなメジャー2作目のEP。ギター・ポップの軽やかさでハートブレイクを描く“失恋喫茶”、賑々しいアイリッシュ・アレンジを施した“祝祭は遠く”など、物語性のある世界観はそのままに、サウンドが一段とカラフルになっている。