NiziIROぱれっとが、東京・豊洲PITでの単独公演を終えた。今年の春にビクターエンタテインメントからメジャーデビューすることを発表して以降、6人はこの日を最高の一日にするため切磋琢磨し合ってきた。大勢のファンと特別な時間を共有したステージの模様をライターの伊藤美咲にレポートしてもらった。 *Mikiki編集部


 

6人の王子様とのラブストーリー

10月のメジャーデビューを目前に控えた王道系メンズアイドルNiziIROぱれっとが、ステージデビュー3周年の節目となる8月12日に豊洲PITでワンマンライブ〈Once Upon A Time〉を開催した。

会場に入ると、大きなスクリーンにはファンタジーの世界を思わせる城の映像が。開演と共に御伽話のようなナレーションが流れると、ステージ中央の扉から王子様風の衣装を着たNiziIROぱれっとのメンバーがひとりずつ登場する。

「6人の王子様とお姫様のラブストーリーを始めましょう」というナレーションの合図で“瞬間LOVE”がスタート。銀テープが舞い、だいやの「やっと会えたね、お姫様」という言葉が会場の熱を一気に高めた。続く“ミステリーナイト”では軽快なラップを披露し、“LOVE、時々ナミダ。”では好きな気持ちをまっすぐに届けた。

最初のMCを迎えると、自己紹介の後、先ほどの“瞬間LOVE”でのだいやのセリフを、ましろが〈お嬢様〉バージョンで披露するおちゃめな場面も。しかし満足できない様子のましろは、「このままだとかっこいいアイドルになることができない! お姫様を幸せにすることもできない!」と叫び、ステージに登場した際の扉に向かって勢いよく走り出す。

他のメンバーもましろの後を追い、全員がステージから姿を消したかと思うと、それぞれメンバーカラーのファーと〈Cool〉の文字をかたどったサングラスを身に着けて再登場。“ぴえん虫”へとつなげた。セリフパートでは「デートのときヒール履いてもいいけど170cm以下ね?」(ゆいと)、「俺のパパは、お金持ち!」(けんご)など、個性あふれるフレーズが飛び出す。そして「ここからはペンライトを挙げていきましょう!」の呼びかけで、“脳内再生”やクラップが入る“Rock with you”へと勢いをつなげた。

ライブ中盤は、四季をテーマにした楽曲をメドレー形式で披露。青いライトと泳ぐような振り付けで海中の世界を描く“Dear Mermaid”、エネルギッシュなダンスで魅せた“Howling Night”、カメラにマフラーを巻く演出が印象的な“Merry Christmas Again”、そして桜の花びらが舞う情景を想起させる“さくら流線形”までノンストップで届けた。

これまでライブアイドルとして培ってきたパフォーマンス力を存分に発揮し、“透明花火”へ。スクリーンとステージ上の花火演出がシンクロし、観客の視線を釘付けに。さらに“カタオモイcome true”では、メンバーがひとりずつ「大好きだ」と伝え、会場の熱気を一層高めた。