シアトル室内楽協会の自主レーベル第2弾は、エーネス率いる室内楽の名手がドヴォルザークの弦楽五重奏曲第2・3番、そして間奏曲を録音。エーネスにとってのドヴォルザーク録音は2005年リリースの協奏曲以来。1876年プラハで初演された第2番はコントラバスが加わった作品。第2楽章は弦楽四重奏曲第4番のアンダンテ・レリジョーソの転用でも知られ、哀愁漂う傑作である。一方、1894年ニューヨークで初演された第3番はアメリカでインスピレーションを得た作品。両作とも各弦楽器の音色を考慮したドヴォルザークらしい心温まる豊かな旋律が随所にあらわれる。アナログ盤は限定リリース。
ジェームズ・エーネス(James Ehnes)『ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲集』心温まる豊かな旋律が現れるシアトル室内楽協会レーベルの第2作