USゴシックの歌姫による9枚目のアルバムは、ダーク・フォーク調の“Cold”で幕を開ける。それ以降も柔和な音色と繊細な声色で語りかけ、官能的なメロディーの沼にただ堕ちていくのみ。作品の転機はラスト2曲だろう。ドゥーム・メタルに雪崩れ込む“Death Is Not The End”を経て、一条の光が差し込むような“Dancer In The Sky”で身も心も解放される気分に陥った。