北欧実験ハウスの根城となりつつあるアクセル・ボーマン主宰のスタジオ・バーヌスから、スクウィー通過後の危ういサイケ感に満ちたダンス・トラックを連発していた若手が待望のアルバム・デビュー。静かに漲るアトモスフェリックな催眠ハウスやひねくれビートダウン、ぐるぐる巡るリズムがたまらん極楽行きアンビエントなど、作風の幅を広げて新たな次元を切り拓いたことを告げる会心の一枚。まだハタチって、末恐ろしや。