2週間前からはじまったMikikiの2017年振り返り企画。ここでは今年1年でもっとも読まれたレヴュー記事をジャンルごとに紹介していきます。第9弾はWORLDのトップ20。アジア、アフリカ、南米、ヨーロッパとバランス良く並んだ20作です。
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各地域からの作品がバランス良く並ぶなか、やはり存在感があるのはブラジル、南米の音楽家たち。なかでも4位と15位にランクインした、ブラジルのランセロッチ兄弟は見逃せません。兄ドメニコがハイ・ラマズのショーン・オヘイガンと制作した『Serra Dos Orgaos(オルガンス山脈)』、弟アルヴァーロの『Canto De Marajo』は話題を呼びました。
6位はキューバのオマール・ソーサとセネガルのセク・ケイタのコラボレーション作品。近年盛んに発表されている、それぞれのオリジンや音楽性をうまくクロスオーヴァーさせた作品の代表格でしょう。
旧作ながらも1位を獲得したのはコロンビアのマルマ。3位のオッズ(インドネシア)など、〈ワールド・ミュージック〉という市場用語では括りがたい、ローカルなポップ・アクトの日本国内での注目度は年々上がっているように感じます。