『Retroactive』以来となるグランド・プーバ7年ぶりの新作が登場。ソウルフルなビートに鼻唄まじりのとぼけたラップ、されどリリックは超コンシャス、というお馴染みのスタイルは、アフリカン・アメリカンの誇りを唱えたリード曲“The More Things Changed”などで依然健在。マンハッタンズ“Wish That You Were Mine”ネタの“Be Mine”やルーツ・レゲエ調の“Yard”など、ビッグ・スプロックスの制作曲が光る。