大舞台を控えて気合いも十分! エモーショナルなロック・サウンドが5人の〈beyond〉を描くニュー・シングルで、ここから始めよう!!

「自分でいちばん成長したと思うのは歌唱力です。最近〈歌が上手になったね!〉とか〈パティロケの歌姫!〉って言われることが多くなってすごく嬉しいので、これからももっとがんばろうって思っています」(AYUMI)。

「いろいろ強くなったと思います。パフォーマンスも最初は自信がなかったんですけど、いまは逆に見てほしい!っていう感じです」(HIMEKA)。

「この1年半は本当に毎日が充実しています。パティロケ加入前にもグループ活動をしてきたけど、まだまだ新しく学ぶこともたくさんあって毎日が勉強です」(NANASE)。

Party Rockets GT START!! Rocket Beats(2017)

 一昨年の冬に5人で動きだして堅調にシングルを重ね、今年1月には現体制で初となるアルバム『Time of your life』を発表したParty Rockets GT。同作がグループの歴史も背負った集大成の一枚だとすれば、6月25日に赤坂BLITZでのワンマンも控えるタイミングでのニュー・シングル“START!!”は、タイトル通りに新たな始まりを伝える一曲だ。

「普通のことかもしれないけど、同じ5人で4枚も連続で作品を出せるのって奇跡……は言いすぎとしても、そのくらい嬉しく大きい出来事です(笑)。どんな時も一人じゃないんだなって思いました。ワンマンが決まった時だったり、リリース日だったり、そういう喜びを共有する仲間が4人もいるんだ、って」(FUMIKA)。

 そんな“START!!”は、かつてトリオ編成になった際の“Let's Go!!”(2014年)に通じる清々しさを纏いながら、掛け合いでメッセージを繋いでいくロック・ナンバー。何度も逆境に見舞われながら進んできた彼女たちだからこそ、スタートは何度あってもいいのだ。

「どこを切っても良い歌詞で、朝に聴くと今日もがんばろうって思えるんです。〈ここからが本当の勝負だぞ!〉という気持ちの〈スタート〉だと思います」(NANASE)。

「これからも勢いを止めず、いまから始まる勢いで夏に向けてがんばっていくという意味の〈スタート〉だと勝手に思ってます」(HIMEKA)。

「明るく前向きで、表題曲!って感じですね。2017年のパティロケはみんな本気なので、ワンマン含め、〈その先の何か〉まで進んでいくぞっていう気合いが込められてます」(HARUKA)。

 そして、カップリングにも好曲が揃っている。ギターのカッティングが牽引するファンキーな“Beyond”は、コール&レスポンスやシンガロングでライヴの一体感を演出しそうなパーティー・ロック。また、〈今回いちばんかっこいい曲〉と口を揃える“01 -ゼロイチ-”は「0を1にするって簡単に思えるけど難しいことだし、その葛藤を描いた力強い歌詞に共感しています」(FUMIKA)という真摯なハード・チューンで、「落ちサビでの私の弱い声(笑)からの、AYUMIのガツンとくる感じがすごくかっこいいんです」(HARUKA)という歌唱の個性も鮮やかだ。そして、「とにかく歌詞もメロディーもエモーショナルで感情移入してしまいます」(HIMEKA)という“キミと見た空”は、10代後半という等身大を映したエモい青春ロック。いずれも表題曲と同じく〈この先〉をテーマにしている点にも留意したいところだ。

 この先……6月25日には、先述の通り、過去最大規模となる赤坂BLITZでのワンマンが〈~beyond~〉と題して行われる。

「全曲を生バンドで披露することもあって、いつものライヴよりもっとかっこいい私たちを見せられたらいいな」(AYUMI)。

「大きい会場で想像がつかないし、とても不安です……。でも、お客さんの数よりも、〈beyond〉というタイトルの通り、〈その先〉〈これから〉に繋げられるライヴにしたい。それに生バンドでやるのが、いまからワクワクで胸熱です(笑)! バンドに負けないように楽しみたいです」(FUMIKA)。

「来てくれた人みんなに思いが伝わるライヴにできればいいです」(HIMEKA)。

 もちろん、「決してここが到達点ではなく」(NANASE)、その先には「さらに大きくなったパティロケがあると思います」(HARUKA)という言葉を証明するための熱い夏がやってくる。

「今後も活動すべてを全力で、心の底から楽しむようメンバー全員で心掛けたいし、いま応援してくださってる方、これから出会う方、みんなでパティロケを盛り上げていきたいので、力を貸してください!」(FUMIKA)。