驚いた。久々に届いた6枚目のアルバムは、収録曲の半分以上が日本語詞に。だが、違和感は皆無で耳にスッと馴染む楽曲ばかりだ。特に“小さな一歩”はポジティヴな歌詞と相まって、キャッチーなポップ感覚が炸裂。また、今作はフロントマンの渡邊忍が録音、ミックス、マスタリングを手掛けた完全セルフ・プロデュース作で、それが功を奏し、メンバー3人の息遣いや温度感がこれまで以上にストレートに伝わってくる。