FKJからトッド・エドワーズまでを招聘して東京のクラブ・シーンを盛り上げる人気パーティー〈MODERN DISCO〉でレジデントDJを務める二人がアルバムを完成。向井太一とMINMIを迎えたトロピカル経由の骨太アンセム、SIRUPの熱っぽい歌声が映える2ステップという先行曲の振り幅はまだ序の口だったようで、本作には“水星”以降のメロウ作法が息づくSNEEEZEとのトラップ・ソウルや踊Foot Works参加のスムースなラップ曲といった、各自のソロ仕事とも繋がるアーバン路線も収録。そこにTARO(Attractions)が歌う直球ガラージ・ディスコやリキッド・リキッド“Optimo”ネタなどハウス・ミュージックの伝統を踏まえた楽曲も放り込み、ぶっといリズムの一大モダン・ディスコ絵巻に仕立てている。