ダム・ダム・ガールズを輩出したキャプチャード・トラックスのオーナーが惚れ込み、ロバート・スミスがキュレーターを務めるフェスへ出演、シングルはすべてソールドアウトというリーズ出身の男女3人組がついにファースト・アルバムを発表。初期ソニック・ユースを感じさせる妖艶な女性ヴォーカルとグランジーなサウンド、ノーウェイヴを代表する音楽家ジェイムズ・チャンスの如き前衛的なサックスの音色、時にマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン味あるシューゲイズのアプローチ、そしてポップ・グループにも通じる秘めたる狂気――すべてが渾然一体となったストイックでタイトなポスト・パンク・スピリットには空恐ろしさすら覚えてしまう。今年、彼らはロックシーンの流れを変えてしまうかも!